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| サニタリークリーニングとは？ |  |
ナイチンゲールの言葉
感染症が社会問題化している昨今、ナイチンゲールの言葉の中にわたしたちビルメンテナンス業者が深く吟味すべき内容があります。それは「全ての患者を、清潔で快適な環境におきなさい。そうすれば自然治癒力が働き、感染症からも免れるでしょう。」というものです。ナイチンゲールはクリミア戦争（1853-56）勃発の翌年、黒海のトルコ側スクタリの英国陸軍病院に赴任。設備・物資が不足し、飲料水は極端に少なく、ベッドにはネズミや虫だらけの状況から、兵士たちの生活と衛生の改革に着手し、膨大な統計データの分析を元に、半年で病院の死亡率を４０％から２％にまで著しく改善しました。当時看護はカトリックのシスターたちが修道会組織のもとに献身として行っていたもので、求められるものは「母性愛」、「忍従」、「奉仕」といった考え方の中、権威主義的な医師、軍人に対し戦いを挑み、現在のサニタリークリーニングの礎となる考え方を提示していたのです。
サニタリークリーニング（衛生清掃）・除菌清掃
「水での洗浄」、「消毒剤（次亜塩素酸ナトリウム）の使用」、「中性洗剤のでの洗浄」の３つを汚れた場所の清掃で比較した場合、一番衛生的なのはどれでしょうか？以外に思われるかもしれませんが、中性洗剤による洗浄が最も効果的なのです。（バクテリア残留量は２００００：１００：１）これは、洗浄しないで消毒薬を使用してもあまり効果が高くないことを示しています。汚れの除去の方がより衛生的なのです。従来日本では清掃と消毒を分けて実施していたケースが多いのですが、最も効果が高いのは洗浄と同時に消毒をすることになります。洗浄液に正しい消毒剤を入れておけば、洗浄する手間は変わらずに高い効果をえられるのです。これがサニタリークリーニングの基本的な考え方です。
私たちは常に感染症と隣合せで経済が回っています。グローバル社会と云われる中、益々新型コロナウィルス（武漢かぜ）のようなパンデミック（世界的な大流行）が起こりやすい世の中です。
弊社はそれぞれの建物に対してどの様に対処していくかをお客様に助言し、一緒に衛生的で快適な空間作りに貢献していきます。
| お掃除をサニタリークリーニングとして、メンテナンスと考えませんか？ | |
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